どうもです。
チビ和○ というこれまでのフォーマットが早くも崩壊してますねw
だけど和鳳凰………うん。必要ない感!w
鳳凰は龍や蛇と違い、時代による絵柄の上書きがそれほどされていない感じがあります。
葛飾北斎『八方睨みの鳳凰図』や伊藤若冲『老松白鳳図』などが代表的ですが、そのまま彼らの血統を守り今に至る感覚です。
これらの鳳凰は皆アルカイックスマイルであることが非常に印象的で、仏像に近い表情と雄大さを持っています。余談ですけど若冲は鯨や象もこれに近い表情で描きますよね。
伝統の気品と現代の可愛さの両立は困難を極める
そこで、私もデフォルメアルカイックスマイル(左)とアニメの目風(右)で2種類作ってみました(`・ω・´) キャラとして可愛いのは明らかに右ですが(笑)、左はなんとなくゾワッとしません?私としてはここら辺に日本が昭和と一緒に置いていった民族的な形式を感じます。 3Dにするときはどっちにもできるようにリグを組みたいと思いますよ!(`・ω・´)ノ
あと今回のチビ鳳凰にあたり「鳳凰と言えども鳥なんだから、チビってことは雛っぽいもふもふしてるべきなんじゃないのか………」と大分前から悩んでいました。
しかし『他のやつよりちょっピリお兄ちゃんだけど1番チビ』という設定を思いつき、今回忘れないうちに急いで描いた次第です。
見た感じ3DCG化にあたりIKスクラインダイナミクスが必要な箇所が11箇所という、龍以上に今のパソコンじゃ無理なキャラなので動くのはまだまだ先ですが、乞うご期待ですっ!このクソ忙しいときに未来の3Dチビ鳳凰のキャラデザが浮かぶ。鳳凰だけクソチビってどうだろ(`・ω・´)
— 中坪宏太 (@kota_nakatsubo) June 16, 2016
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