どうもです。
今回は和柄紋様デザイン。
ヤモリの手、ヤモテ紋です。
どんな壁を前にしても這い上がり落ちない力強さの象徴という設定。







壁を中々登れない作者

夏前にラフはできていたのですが、これも少し変則的な仕事を挟んだ影響で中々イラレを開く元気がなくてですね…。パキポ菱紋のときに苦戦し過ぎたのもありますが。


ただ、この図柄に関しては一度始めてしまえば指1本の片側から反転と複製でほぼ形になるのでベジェデータはすんなり完成。早くやればよかったのにね。先月は暇さえあれば3Dプリンターだったもんね。

…はい。


世の中に大変じゃないことはそんなにない

しかし、今回も問題が起きます。
写真だけで気づいたあなたは相当な手練れだとお見受けしますが、ヤモテ紋を2種類作りました。

ヤモリの指の滑り止め、趾下薄板の数が多い版(左)と少ない版(右)。
これは今後シルクスクリーン印刷に手を出した際、細かくなり過ぎて潰れないようにの保険として作っていたものなのですが…カッティングのほうも画面を等倍にしてノギスで測ってみると厳しそうだったので実験的に出力。

要らない部分を剥がすときにプロッターの刃1枚分ぐらい切断の初めと終わりでズレている箇所を見逃すと大幅なタイムロス。趾下薄板の数が多い版で65箇所剥がすところがあるのでリズムを崩せばあっという間に工賃で赤字…おそろしや。


とりあえず販売は趾下薄板の数が少ないほうのみ。


和柄江戸紋様デザイン ヤモテ紋 カッティングステッカー


まとめ

先日35歳になったわけですが、ここから2倍生きれたら70歳と考えると折り返しの感覚が芽生える今日この頃。自分の人生で芽吹いた興味の種がそれぞれ成長し、少しずつ蔓を伸ばして絡み合ってゆくのを日々感じます。

…まぁそんなに生きられるか分からんので急いで絡まろうとしているだけかも知れませんが気づかないことにしておこうぜい!