……絶句した。
本当にショックなとき人間は状況が飲み込めずにフリーズする。
題名の装飾と文字と目、三手を残しての取り返しの付かないミス。
思えば本域で絵を描いていて継続不可能な失敗したことがこれまで3回あった。
・墨で安い画用紙に蛇を描いたときに1回
・カレンダーの蛇のグラデーション作業で1回
・瀧龍の線画でドーサ抜けてて1回
しかし色塗り工程ではこれが初。本気で堪える。
何より時期が最悪だ。これが神経の病気からの和柄復帰作になるはずだった。
普段なら即捨てて次の絵を描き始めるだろうが、このタイミングでこの絵と別れたらミスの恐怖に取り憑かれる気がする。こんなところでミスる癖が付いたら確実に精神病になる。
もう一回清書からやる。
生まれてはじめてのミス
2015年5月15日 9時33分 | 水墨画