どうもです。
今回の作品では柑橘類を沢山描きました。
昨年は夏がクソ暑くて秋と呼べる季節がなく、先日は帯広で観測史上最大の積雪と、最早四季がグチャグチャなため、いつか有り得るんじゃないかというような絵です。
右上の獅子柚子という文旦の仲間の柑橘が近所に生っていて『なんだコレ!』と驚きながら思い付きました。

間に合わなかった節分から1週間…早いですねぇ。
自分は30代をコロナ禍で迎えたため、世間でよく言われていた「30歳を過ぎると1年あっという間だよ」というのを何処かとてもぼんやりと『まぁ言うて自粛してるし激動過ぎるし未曾有の大疫病とかどうしようもない』と考えていたのですが、こりゃあ確かに爆速ですわ。

人間の身体のピークが18歳だとすると今年で倍です。
SNSのアルゴリズムで鬱陶しいほど流れてくる「若いからって無理すると体壊して俺みたいになるよ」系小話も、「そうは言っても20代。朝日が昇るまで物作りしちゃうよね』系小話も猿の頃から治らぬ業が精神を弄び肉体を蝕む一種のプログラムなのでしょう。

本物の獅子柚子

ごっつ!(主に観賞用で魔除けとして飾り、食べる場合はジャムにするそう)
この獅子柚子の別名が鬼柚子というのでこやつを持って節分絵にしようとしていたのはココだけの話。


勘亭流レタリングと芋虫

凸って勘亭流辞典に載っているんですよ。すげぇなと。
この字を学生の頃に見たとき、ふざけてんのかと思いましたよね。

檸檬や獅は載っていなかったのでニュアンスで『こんな感じかなぁ』と作りました。徐々に知識が応用できるようになっているのを感じます。
無断利用禁止と仁義を切れはテクノ封建主義時代のならず者たちとアゲハ蝶の皆さんへ。


アゲハ蝶

蝶々って3DCGで作りたくなってモデリングまではするものの、イマイチうまくアニメーションを再現できなくてお蔵入りになる題材ランキングで5本の指に入るような…(00年代映像・コンピュータグラフィックス専攻談)。

絵においては標本っぽいデザイン・オブジェクト感を出したい人と生物の生きている様を出したい人がいる気がします。結構翅が寝るんですよね。

私は、絵で使うときとデザインで使うときで微妙に違う印象になるようにフォルムを弄っています。


まとめ

完成まで結構かかりましたが、新年の抱負で掲げた毎月新作を今月もクリア。
個人的に創作意欲が絶賛スパークしている中で描いた絵なので線描や塗り,作字,芋虫まで全て挑戦する気持ちで楽しんで描けました。

…甘夏食べたい( ˘ω˘ )ノシ