namazu3

復興祈願ということで。鯰絵を描きました。A4サイズです。今回龍の塗りやら背景の滲みやらぼかしやらに、少しばかりノイズを散りばめてみました。画材はコットマン水彩紙と墨,ミリペン,ホルベイン アクリリックカラー。

ミーハーな感じにしたくないので3.11から1週間間を空けるという安定のねじくれ具合ね。…そういうとこだぞ、俺w


津波や地震の怖さとか風化させたくない思いとか,逆に早く忘れたいとか様々な思いが今の日本を取り巻く中で、江戸時代の浮世絵師たちは実にうまいことその思いを形にしているなぁと感じます。

鯰絵とは平たく言うと「地震の原因鯰だからさぁ…こいつら弄って絵にしようぜ?」という、安政の大地震後の絶望の中で生まれたスケープゴートです。この鯰絵において鯰さんは民衆のサンドバッグであったり、民衆に混じって復興支援していたりする大変な役です。

単純に現代の科学技術の発展や,それを下支えに生まれた科学崇拝,階層化された責任の所在等と並べて考えることは出来ませんが、やり場のない不安や怒りを何処かに発散したいときの手段としては現代の我々にも学ぶところが沢山あると思いますね。

誰かを傷つけること、自分の意見を主張すること、もう少しウィットに富んだ変換をするのも有りなんじゃないかな。

ではでは( ´ ▽ ` )ノ