00260215-034648.jpg↑背景影00260215-034638.jpg↑波に影途中00260215-034626.jpg下地。



昨日まで1ヶ月間、会社を休んで父親の会社の手伝いをしていました。

制作系の業務ではあってもクリエイティビティを発揮する瞬間というのはほぼなかったのでいろいろ腕がなまりまくりです。
その前の期間会社業務でも似たような状態が続いていたため、事態はさらに深刻です。
折角何年もかけて腕を研ぎ澄ませても1週間描かなければ多くの感覚,感性,表情をドブに捨てていることと同じ,という感覚はなかなか社会人,会社人には理解出来ないことでしょう。絵から透けて見える狂気の自信や緊張感というのはこれらに属している限り担保することは不可能なのだとこの半年ほど思い知らされています。
ましてや良く言えば優しく悪く言えば断れない人間性,このままでは最悪の結果しか見えないのです。

制作の仕事で何も心の琴線に触れないときの状態は死んでいるに等しく,そういった仕事は時間を悪戯に食い散らかすため、それを補うために制作をすることが中々叶わず本当に辛いという他ないです。

心の潤いというものを制作の叡智,まだ見ぬ領域への夢想に求める人間にとって今見えている世界の色褪せようはとても看過できるようなものではありません。

……なーーーーーんつってね!←最近伊集院光の深夜の馬鹿力を聴いてハマってるやつ


今回の鍔の絵は上にちょろっと書いたように腕がなまった状態で塗りに入ったら初っ端の方で思いの外やっちまったんですが、そこからいろいろ浮かんで楽しい感じになってます 笑

あと手漉き和紙のドーサ引きの端っこの方、これ使っちゃダメね。墨の流れが全く読めず相当痛い思いしてます 笑

では!